こんにちは。
イギリス在住のひゃんぎです。
イギリスNHSでの、妊婦検診の
全体的なスケジュールの流れや
検診内容をまとめてみました。
基本的なスケジュールや内容は
下記のような感じになりますが、
実際の検診回数や内容などは、
住んでる地域や病院によって
多少異なる事があるかと思います。
また、その人の体調や年齢などで
内容が変わったり検査が追加
されたりする事があります。
【*】マークがついてる検診は
2人目以降の時はありません。
初回の検診・10週頃
初回に、GPの医師またはミッドワイフに
妊娠を伝える。
食事や栄養、葉酸摂取、ビタミンD、
タバコ、アルコール、などについての
説明がある。
私の場合は、7週の時にGP(かかりつけ医)で
医師に妊娠を伝えて、その後、9週の時に
ミッドワイフと初回の検診がありました。
ミッドワイフとの検診の時に、私とナビさん(旦那)の
家族の入院歴や病気、障害などについての情報を
細かく聞かれました。
この時に、12週で受けられる超音波検査の
説明と予約をミッドワイフがしてくれました。
<尿検査・血圧測定・身長・体重>
私の体験談

超音波検査・8~12週(1回目)
初めての超音波検査(Dating scan)です。
この時の検査で、胎児の大きさを測り、
出産予定日の確定。
胎児の発達と異常があるか見てもらいます。
検査前に染色体異常に関する説明があり
希望すれば、ダウン症などの染色体異常検査を
してもらう事が出来ます。
超音波検査で胎児の首の後ろの
厚さを測り、血液検査でホルモン値を
測ります。
その結果と母親の年齢からリスクを
計算して数値で出します。
リスクがあれば、後日再検査の
案内を受けます。
再検査を受けるかどうかは自由です。
<体重測定・採血>
私の体験談
イギリスのNHSで初の超音波検査(Ultrasound Scan)を受けた体験記

15~16週
18~20週頃に行う、2回目の超音波検査(Anomaly scan)
についての説明。
8~12週の時に受けたダウン症などの
染色体異常に関する結果とリスクが高ければ
追加の検査について。
<尿検査・血圧測定>
私の体験談
イギリスのNHSで受けた2回目の妊婦検診の内容(妊娠17週)

超音波検査・18~20週(2回目)
2回目の超音波検査(Anomaly scan)です。
胎児の発達や異常がないか確認。
この時に、自分から質問すれば性別を
見てもらえます。
角度によっては見えない事もあります。
私の体験談
妊娠20週、イギリスのNHSで受けた2回目の超音波検査体験記

*25週
「百日咳の予防接種」に関しての説明。
私は25週の時は都合が悪かったので
23週+6日の時に、検診日を受けました。
<子宮底のチェック・尿検査・血圧測定>
私の体験談
イギリスのNHSで受けた3回目の妊婦検診の内容(妊娠23週)

28週

バースプランに関してのパンフレットを
もらい、NHSのサイトなどを見ると良いなど
軽く説明を受ける。
私は身内に糖尿病の人がいると言う
事もあり、個人のリスクで
「妊娠糖尿検査」を受けたので
その結果の報告がありました。
<子宮底のチェック・尿検査・血圧測定、採血(貧血チェック)>
私の体験談
イギリスのNHSで受けた4回目の妊婦検診の内容(妊娠28週)

*31週
前回の検診で採血をしたので
その検査結果の報告を受ける。
インフルエンザの予防接種を
受けたかどうかの確認。
<子宮底のチェック・尿検査・血圧測定、胎児の向き確認>
私の体験談
イギリスのNHSで受けた5回目の妊婦検診の内容(妊娠31週)

34週
百日咳とインフルエンザの
予防接種を受けたかの確認。
特に特別なお話はなく
あっさり終了。
<子宮底のチェック・尿検査・血圧測定、胎児の向き確認>
私の体験談
イギリスのNHSで受けた6回目の妊婦検診の内容(妊娠34週)

36週
胎動やお腹のハリなど、体調の確認。
陣痛誘発の提案と方法の説明。
出産時に病院へ持っていく
「Hospital Bag」について。
<子宮底のチェック・尿検査・血圧測定、胎児の向き確認>
私の体験談
イギリスのNHSで受けた7回目の妊婦検診の内容(妊娠36週)

38週
前回に説明を受けた、陣痛誘発の為の
マッサージ「Sweeping」を
どうするかの確認。
胎動、食欲、頭痛、浮腫み、お腹のはり
などに関して、体調の質問。
<子宮底のチェック・尿検査・血圧測定、胎児の向き&位置の確認>
私の体験談
イギリスのNHSで受けた8回目の妊婦検診の内容(妊娠38週)

*39週
通訳を通してMembrane Sweep(卵膜剥離)の
説明をもう一度受ける。
体調や胎動に関しての質問。
<子宮底のチェック・尿検査・血圧測定、
胎児の向き&位置の確認、初の胎児の心音確認>
私の体験談
イギリスのNHSで受けた9回目の妊婦検診の内容(妊娠39週)

40週
通常はミッドワイフの検診になると思いますが
私の場合、出産予定の病院での検診になりました。
<子宮底のチェック・尿検査・血圧測定、
胎児の向き&位置の確認、胎児の心音確認>
ドクターから陣痛誘発のススメと
誘発剤を使った時の効果やリスクなどの
説明を受けました。
詳しい内容
出産予定日にNHS病院で陣痛誘発剤を勧められた理由(妊娠40週)

百日咳の予防接種
赤ちゃんは生まれた時は、免疫がない為
百日咳予防接種を受けておくと、胎盤を
通して免疫を付ける事が出来ます。
母体と赤ちゃんの両方を守ってくれると言う事で
NHSでは受ける事を推奨しています。
百日咳に関して

妊娠糖尿検査
妊娠糖尿検査は、全ての妊婦が
対象と言うわけではなく、
身内に糖尿病患者がいたり
個人のリスクがあると判断された
場合に、受けるようオススメされます。
私は伯父が糖尿病と言う事もあり
検査を受けました。
私の体験談はこちら
イギリスNHSで妊娠糖尿病の検査を受けた体験記(妊娠27週)

【第二子】妊娠27週~イギリスNHSで妊娠糖尿病の検査を受けた
