こんにちは。

イギリス在住のひゃんぎです。

 

私はイギリスの障害者施設でボランティアを

していたので、たくさんの障害者の人達と

イギリスで接してきました。

 

何でも無駄な経験はないと言いますが、

ボランティア留学の経験が少し

イギリス移住後の生活でも役立っていると

思います。



スポンサーリンク

 

現在、旦那であるナビさんの母と兄(次男)と

同居中です。

 

義理兄は重度の知的障害です。

 

いつどんな行動をとるかわからない、

まるで爆弾のような存在です。

 

義母の話を少し聞くと、赤ちゃんの時は

障害があることが全く分からなかったようです。

 

普通であれば成長するにつれて、喋ったり

歩いたりするのに、喋らないし歩かなかった

そうです。

 

今は普通に歩きますが、言語障害があり

短い単語で言える単語もありますが、

会話にはなりません。

 

どこまで理解しているのか不明ですが

質問すると「Yes」「No」で返事がくるので

私よりはちゃんと英語を理解しているのは

確かです。

 

ためしに日本語で話しかけてみましたが

全く反応ありませんでした(笑)

 

障害の名前があるのかと思い、義母に

聞いてみましたが、特に名前はなく

良くわからないそうです。

 

知的障害の約8割は原因が明らかでないようで

原因不明のようです。

 

残りの2割は、染色体異常などの

先天性の障害や乳幼児期の高熱などが

原因と言われています。

 

義理兄は、すごく早く覚える事と

何度言ってもダメな事があります。

 

イベントが大好きなので、クリスマスや

イースター、誕生日など近くなると

本当に狂ったように騒ぎ出します。

 

昼夜問わず発狂してかなりうるさいです。

1年中誕生日の歌を口ずさんでたり

クリスマスの曲を歌ったり。

 

不思議な事に、鼻歌を歌ったりしてる時の

音程がピッタリ合っています。

ナビさんはいつも音程ずれてるのに。

 

歌っている時は、全然良いのですが、

何か気に入らない事があったりすると

あちこち蹴ったり叩いたりして

どんどん物を壊していきます…

 

なのでまだ完成していない、壁などが

すでに壊れていたりして、ナビさんが

修理するのも大変そうです。

 

家具も義理兄が壊しては、ナビさんが

直して・・・の繰り返し。

 

小さい頃の写真を見ると天使のようで

本当にかわいくて細い子だったのに

今はか~なり太ってしまっていて

力がかなり強いです。

 

いつからか食べ物に執着するように

なってしまったそうです。

 

義母が言うには、学校に行ってた時に

何かあったのだろう・・・との事。

 

満腹中枢が壊れているのかな?と

思うくらい、与えれば何でも全部

食べてしまいます。

 

与えなくても自分から食べ物を探したりして

食べちゃうので、食べ物は全てかくして

保管しています。

 

ここに食べ物がある、と1度見ると

その事に関しては覚えてるらしく

夜中に起きて台所に行って

食べちゃいます。

 

イギリスでは子供を一人家に残して

出かけてはいけない決まりがあるのですが

障害者の義理兄にも当てはまるようで

いつも家で義母と一緒にいます。

 

平日の昼間はケアスタッフが2人で

迎えに来て色んなアクティビティを外で

やっているので、義母の自由時間は

平日の昼間のみです。

 

私がボランティアをしていた施設の

知的障害者の方たちは、義理兄に

比べるとかなり軽度だと思いました。

 

自分の事は自分で出来るし、言えば

理解するし、ちゃんと時間通りに

自分のやるべき事が出来る。

 

1人で外出できる人もいました。

義理兄の場合はケアスタッフが2人

つかないといけないので、最初に

知った時はビックリしました。

 

義理兄と外出するのは一苦労です。



スポンサーリンク

 

身内の集まりの時はまだ良いですが、

公共の場に行くときは、本当に

気を付けないと、他人に迷惑を

かけてしまう事になります。

 

ナビさんとは正反対で、全く人見知りを

しないので、知らない人にいきなり

抱きついてキスをしてしまいます(汗;)

 

日本だったら多分イヤな顔されたり

変な目で見られたりするだろうな、

と思いますが、イギリスでは驚いた事に

笑って対応してくれる人が多いです。

 

特に年配の方。

ごめんなさい、と私が謝ったりすると

「Don’t worry」「It’s ok」などと

言ってくれます。

 

もちろん全員がそういう対応をしてくれる

訳ではありませんが、イギリス人

心が広いのかも?と思いました。

 

それか障害者に対する対応に

慣れている人が多いのか…

 

逆に立ち止まってわざわざ話しかけて

くれる人なんかもいたりします。

 

そういう部分を見ると、イギリス人は

優しい人が多いなぁ~と思います。

 

出かけ先で急に座り込んで、動こうと

しない事もありました。

 

小さな子供だったら、抱き上げて

連れていけますが、かなり太ってる

巨大な体なので、言い聞かせるしか

ありませんでした。

 

義母が全般的に面倒見ているので

本当に大変だと思いますが、赤ちゃんの

時から育てているので、きっとそういう

生活が普通になっていて大変とは思って

ないのかな?と思います。

 

勝手に外に出ていかないように

玄関のドアは特別な鍵になっていて

家の中からも鍵を使ってドアを開けます。

 

簡単にドアが開くと外に出て行ってしまって

危ないので、出ていけないようになっています。

 

私が住んでいる階には入って来られると

部屋がひっちゃかめっちゃかになるので

来れないようにしてあります。

 

でも私が上の階にいる事は把握

しているみたいで、いつも下の階から

声をかけてきます。

 

義母いわく私の事を気に入ってくれている

そうです。

好き嫌いがハッキリしているようです。

 

一緒に生活してると大変な事も

多いですが、かわいい部分もあるので

その都度、色々対応していくしか

ないんだろうな、と思ってます。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
にほんブログ村


イギリスランキング



スポンサーリンク